「さらば!秘密基地工事!③〜頭突き宴会の恐怖」第357回サルシカ隊がいく

投稿日: 2015年12月06日(日)09:12

DSCF2949

最後のサルシカ秘密基地工事の1日目が終わった。

予想よりかなり進み、翌日に予定していた中谷ハウスの工事も半分ほど終わってしまった。
上出来である。

そして!
工事が終わったら恒例の宴会!!
この時期であれば、やはり焼き牡蠣である。

IMG_4353

「かんぱーい!!!」

まだ外が少し明るい(笑)。
たぶん5時過ぎぐらい。
でもいいの。
早く工事が終わったんだから!!!

IMG_4176

別角度からもう一度「かんぱーい!」
いいのいいの。
めでたいんだから(笑)。

DSCF2951

乾杯と同時に焼き牡蠣が炭火の上に!
今年も、鳥羽市浦村の牡蠣の養殖、販売をしている浅尾大輔さんにお願いした。

浅尾さんは、牡蠣の養殖販売のかたわら、あさりの養殖の研究も行い、第52回農林水産祭式典にて、最高の栄誉である天皇杯を受けた。
その浅尾さんに無理をいって殻付きの牡蠣250個を注文したのである。
したらば、サービスでムール貝やらアッパ貝やら、もう本当にたくさんの差し入れをしてくれた。
感謝、感謝である。

IMG_4111

最初こそ、和やかな雰囲気。
が、最近の宴会はみんな歳をとったせいかとても乱れる(笑)。
じわじわとその変調はやってくるのである。

DSCF2934

鳥羽から牡蠣を運んでくれた野村さん。
今回初参加で、そのまま宴会、宿泊コースという強者。

浦村の牡蠣を京都のお店で販売しているので、牡蠣の扱いはナレたもの!!
自前の手袋と、牡蠣剥きを取り出して、もうどんどんじゃんじゃん焼いてくれる!

「はい、焼けたよぉ」

威勢もいいのだ。

001

きょうの工事が順調にいってご満悦のワタクシ、隊長。
じわじわ。
壊れ始めてきたよ、中谷のとうちゃんが。
この人に日本酒を飲ませちゃダメだって〜。

002

サルシカの宴会は老いも若きも男も女も壊れる。
最初の壊れたのは、下戸でいっさいお酒を飲まない西川の父ちゃん。
なんでだ(笑)
ムール貝の煮汁を「よーし一気飲みや〜」と飲み干す。
高血圧になるって!

寿実ちゃんも崩壊。

中谷の父ちゃんがおとなしいと思ったら、野村さんをおおいに気に入って、もうニコニコあとを追い回して邪魔しまくり(笑)。

IMG_4127

明日に向けて夜から参加の歌姫まりりん。
日本酒をかぷかぷ飲んで、歌う前に撃沈。
おーい(笑)。

IMG_4201

夜も深まり、誰もが酔っ払いはじめると、ヘルメットをかぶる男たちが出現。
そう、あの男の変貌を恐れているのだ。

IMG_4200

ここにもひとり。

前にも一度書いたけれど、中谷の父ちゃんは限界まで酔うと、なぜか誰かまわず頭突きをかますのである。
しかもそれは加減がない。
本気でガコンとやる。

前回の被害者は、その恐怖に震え、ヘルメット持参で宴会に挑んでいたのである。

IMG_4187

が、この日の中谷の父ちゃんは、いつも以上にはしゃぎ飲みまくっていた。
ヘルメットをかぶっている相手に本気で頭突きで挑み。
額から流血。
血をみたら急に弱々しくなり、そのまま撃沈。

秘密基地に平和が訪れたのである。

IMG_4179

頭突きの恐怖が去ると、これまでがんばっていた者たちが一斉に落ち始める。
これまでは眠ったものから頭突きをされていたから仕方ない。
シェフ森田は、カキ殻を大切に持ちながら夢の世界へ。

風邪を引くと可哀想なのでトレーラーハウスに運んであげたが、それがアダになった。

IMG_4180

シェフ森田、寝ぼけた中谷の父ちゃんに後ろから襲われる。

「やめてやめて! おしりだけはやめて!!」
「頭突きとおしりとどっちがイヤだ〜!!」
「どっちもいや〜!!」

50をこえた男たちの姿とは思えないため、そのまま放置プレイ(笑)。

IMG_4195

気温はぐんぐん落ちてきていた。
もう氷点下に近かったに違いない。

久保ちゃんが持ってきたロケットストーブに火を入れた。
ごーという燃焼音が心地よい。

まだ夜8時。
今宵も早く終わりそうだ。

次回、「2日目は黄金フォーメーション」へとつづく。